アフターコロナに注意したい熱中症
リベルタサッカースクール静岡です。
コロナウイルスの緊急事態宣言が解除になり、いよいよ学校も始まろうとしています。
最近は気温の変化も激しく、体温調節が難しい時期になりました。
自粛生活が続き、自宅で生活する時間が長かったことで、子どもたちは例年よりも体温調節がしにくい身体になっていることが予測されます。
体温調節がうまくできないと、これからの夏の季節に熱中症を引き起こす可能性が高くなります。
そこで、本日は真夏の熱中症予防についてお知らせします。
●暑熱順化のために大切な5~6月の運動
真夏に熱中症を引き起こすことを予防するためには、5~6月の運動で暑熱順化を行うことが大切になります。
国立スポーツ科学センターでは、下記のように注意喚起をされています。
『暑熱順化は一般的に60~100分前後で中強度運動(50~60%) がよく用いられており、徐々に時間をかけて発汗しながら熱放散反応を刺激することが大切です。
また、特別な環境で暑熱順化を行うというよりは、屋外でトレーニングを積むことによって、順化の効果が得られやすいと言われています。
なお、一度獲得された順化の効果は短時間(1週間以内)では消失しないと考えられますが、極端に涼しい環境で長時間過ごし続けたり、運動を長時間中断したりすると失われます。』
このように5月~6月の時期に、適度な運動を習慣的に行い、汗をかき、体温調節しやすい身体にしておくことで熱中症予防になります。
自粛生活によって、運動不足や運動能力の低下も問題視されておりますので、この時期に徐々に身体を動かして、しっかり汗をかきましょう!