- リベルタサッカースクール
- コラム一覧
- 小学生のサッカーは8人制!?11人制との違いや8人制サッカーのメリットなど簡単に解説します!
小学生のサッカーは8人制!?11人制との違いや8人制サッカーのメリットなど簡単に解説します!
子どもがサッカーを始めたばかりのご家庭、これからサッカーを始めようとするご家族の皆様、必見の内容になっております。
最後までゆっくりとご覧ください。
8人制サッカーの成り立ちと概要
サッカーは11対11でやるもの。
それは一昔前までは当然の事でしたが、2023年現在では小学生のサッカーは8対8での対戦が基本となっております。
日本で8人制サッカーが導入されたのは2011年から。
日本サッカー協会がU12の公式戦で導入して以来、あらゆる大会やサッカークラブ内でも8人制サッカーが推奨されています。
ドイツやスペインなどのサッカー先進国では一昔前から8人制が導入されていました。
そういった国を参考にして、輸入をする形で日本でも8人制サッカーが一般化されました。
11人制と8人制のルールの違い
さて、そんな8人制サッカーですが、11人制サッカーと異なるルールがいくつかあります。
その代表的なものを解説します。
以下の点をおさえておけば、問題なく8人制サッカーをプレーできます。
フィールドの大きさ
8人制のフィールドは11人制より小さく設定されています。
11人制は[縦:約100m×横:約70m]と規定されています。
そして、8人制は[縦68m×横50m]と小さめに設定されています。
これは11人制のコートの約半分の大きさなので、11人制のコートの中に8人制のコートを2面作ることができます。
また、フィールドだけでなく、ゴールも11人制よりは小さめに設定されています。
試合時間
プロも行う11人制においては試合時間は45分ハーフ、90分です。
8人制導入前から、11人制の小学生の試合では15〜20分ハーフが基本でしたが、8人制においてもそれは変わりません。
ただし、延長は5分ハーフ(11人制は15分)、PKは基本は3人まで(11人制は5人まで)という違いがあります。
また、8人制においては12分間を3回行うピリオド制を導入する場合もあります。
第1ピリオド:12分→ハーフタイム:10分→第2ピリオド:12分→ハーフタイム:10分→第3ピリオド:12分
といったかたちです。
これは11人制との大きな違いと言えるでしょう。
キックオフシュートの禁止
キックオフの1蹴り目からシュートを打つことをキックオフシュートと呼びますが、8人制ではこれを禁止しています。
コートが狭く、簡単にゴールに届いてしまうので、キックオフシュートの打ち合いになりかねないからです。
また後ほど解説しますが、8人制サッカーの目的の1つとして、より多くの子どもがボールと関わる機会を増やすことを考えているので、キックオフシュートはその意図にそぐわないという判断でしょう。
選手交代のルール
11人制と8人制のルールの大きな違いはこちらです。
11人制での選手交代は、交代する旨を副審に告げて、プレーが止まった際に主審の指示のもと交代をすることができます。
また、基本的には交代可能人数が決まっており、一度交代した選手は再びコートに戻ることはできません。
8人制の場合は大きく違います。
8人制の選手交代は基本的に自由です。
両チームのベンチ側のタッチラインの中央あたりに交代ゾーンというものが設けられています。
その交代ゾーンからであれば、主審に告げることなく、しかもプレーが止まっていなくても交代をすることができます。
さらに、交代要員の人数制限もなく、一度ベンチに戻った選手もまた出場することが出来ます。
また、退場者が出た場合は両チームの同意があれば、7対7など人数を減らしての試合も可能です。
以上が11人制と8人制のルールの大きな違いでした。
11人制のルールを今一度確認したい方はこちらで簡単な解説をしておりますので、ご参照ください。
8人制のメリット・目的とは?
8人制サッカーの導入には多くのメリットがあります。
いずれもサッカーを頑張る子どもにとって良いことばかりです。
沢山の子どもが試合に出られる
え?人数が減ってるからむしろ出られなくなるんじゃないの?
とお思いでしょう。
8人制のルールでは、1つのクラブチームから複数のチームが同じ大会にエントリー可能なのです。
※大会によって異なります
例えば、16人のクラブチームの場合、11人制では1チームしか作れず、レギュラーメンバーが固定されていつも試合に出られない子どももいるかと思います。
しかし8人制の場合は2チーム作ることができ、クラブチームにいる全員が試合に出場することができます。
試合に出て実践を積むことは、子どもの成長にとって最も効果的です。
8人制の導入によって、多くの子ども達にチャンスが与えられるのです。
ボールに関わる機会が増える
8人制になると、試合に出場する回数が増えるだけでなく、試合中にボールに関わる機会も増えます。
人数が少ないと、自分にボールが回ってくる回数が多くなるのは当然ですよね。
単純にボールに関わる機会が増えれば技術力や判断力も向上します。
また、相手ボールの時も自分がディフェンスとしてボールに絡んでいく回数も増えます。
8人制にすることで、自然とボールに触れる回数が増え、子どもを成長させてくれるのです。
攻守に渡る技術の向上
8人制はコートが小さく人数も少ないので、どのポジションでも攻守に渡って関わり続けることになります。
今や11人制のサッカーにおいても、11人全員が攻守に渡って献身的なプレーをしないと世界では通用しません。
そのワールドスタンダードを小学生の頃から学ぶことができるのが8人制サッカーのメリットです。
攻守に渡る判断力や技術の向上が見込めるだけでなく、シュートチャンスも増えるので、日本の課題である得点力不足を解消してくれる選手も育てられます。
また、シュートチャンスが多いということはゴールキーパーが活躍する機会も増えるということ。
決定力・守備力・サッカーIQの向上、あらゆる能力を伸ばしてくれるのが8人制サッカーです。
効率的に試合を組める
先ほど、8人制のコートは11人制のコートに2面作ることができると説明しました。
これは運営側にとっても子どもにとっても大きなメリットになります。
単純に2面作ることによって、1回分の試合時間で2試合組むことができます。
効率良く試合を回せるというメリットもありますし、何より、子どもたちが1日の内で試合ができる回数が増えます。
試合数が決まっていない練習試合などでは、多くの子どもたちが複数回試合をすることができるのです。
経験を沢山積んだ子どもたちはきっとサッカー選手として大きく成長することでしょう。
まとめ
保護者世代にとってみれば8人制サッカーはあまり馴染みがないかもしれませんが、
説明したように子どもにとって多くのメリットがあります。
8人制の導入により、これから世界で大活躍する選手がたくさん世に出ていくことでしょう。