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親子で紫外線対策!日焼け対策や日焼け止めの塗り方

晴天の中、元気にサッカーをすることはとても気持ちが良く、見ているママさんパパさんも清々しい気持ちになるかと思います。

しかし、心配になるのは子どもの日焼けです。誰しも我が子の肌を日焼けから守りたいもの。

そこで今回は、日焼け対策に関する内容をお伝えします!

日焼けによるリスクや子どもの日焼け止めの選び方・塗り方までご紹介しますので、こちらを読めばきっとばっちり日焼け対策ができることと思います。

日焼け対策は絶対必要!


外で動き続けるサッカーキッズたちにとって、日焼け対策は必須です。

日焼けすることのリスクは後ほど説明しますが、サッカーをする人は年中日焼けのリスクに晒されていると思いましょう。

日焼けの原因となる紫外線はUVA(生活紫外線)とUVB(レジャー紫外線)があり、UVAは肌の奥に届き皮膚を老化させ、UVBは人体に与える影響が大きく日焼けの主な原因になります。

UVAは4月ごろから増え始め、5月にはUVA・UVBともに強くなります。

午前10時〜午後3時頃までが最も強いですが、夕方になっても紫外線は降り注いでいます。
また、晴れの日のみならず、曇りでも6割、雨でも2割程度の紫外線は浴びています。

常に日焼け対策をして、子どもの肌を紫外線から守りましょう。

日焼けによるリスク


日焼けは甘くみるとさまざまな問題へと繋がってしまいます。

日焼けにより引き起こされるリスクについて具体的に解説しますので、改めて日焼け対策への意識を高めましょう。

皮膚がんや皮膚病のリスクが高まる

日焼けは皮膚がんや皮膚病のリスクを高めます。

紫外線は皮膚の表面だけでなく、深くまで浸透していくので、対策をしないと皮膚の細胞を傷つけてしまいます。

子どもの頃は問題なくても、歳を重ねるにつれ、肌の老化が急速に進み、場合によっては皮膚がんへと繋がってしまいます。
皮膚病を予防するために、必ず日焼け対策をしましょう。

白内障や結膜炎を引き起こす

日焼けは肌の病気だけではなく、目の病気のリスクも高めます。

日差しを浴びたり、太陽を見たりする機会が多くなればなるほど、目へのダメージが蓄積されます。

白内障や結膜炎になるリスクが高まり、将来的に影響を及ぼすようなことになってしまいます。
日焼けは肌だけの問題ではなく、目にも影響を与えるのです。

皮膚の免疫機能の低下

日焼けが皮膚に与える影響は、病気のリスクを高めるだけでなく、免疫機能も低下させます。

頻繁に日焼けをした皮膚は、免疫機能が低下し、シミやそばかすの原因になります。

また、外的な刺激に対する免疫が弱まるので、肌のトラブルが起こりやすくなってしまいます。
そもそも、子どもの皮膚は大人の半分ほどの厚さであり、大人に比べて免疫機能が弱いです。

子どもの段階からしっかりとした日焼け対策をするべきです。

疲労回復にエネルギーがかかる

日焼けをした後は、疲労回復に通常の1.5倍のエネルギーが必要だといわれています。

練習中や試合中は可能な限り体力を温存し、プレーにエネルギーを注ぎたいところですが、日焼けをしていると無駄にエネルギーを消費してしまいます。

また、大会や遠征などで試合が連日続く場合は、前日の疲労を蓄積させないことは大事なポイントです。
日焼け対策をして疲労回復のコストを削り、全力でプレーに集中できるようにしましょう。

日焼け止めの選び方


日焼け対策が必要なことは理解できたかと思いますが、どんな日焼け止めを選べば良いか分からないかと思います。

具体的に、日焼け止めを選ぶ際の基準となる点を解説しましょう。

・敏感肌用にする
→子どもは免疫機能が弱く、肌がすぐに荒れてしまう敏感肌です。日焼け止めはものによっては刺激が強いので、敏感肌用のものを選びましょう。

・PA+++以上
→PAとはUVAを防ぐ成分の指標のこと。少なくともPA+++以上のものを選びましょう。

・SPF30以上
→SPFとはUVBを防ぐ成分の指標のこと。少なくともSPF30以上のものを選びましょう。

・ウォータープルーフ仕様
→サッカーのプレー中は汗をたくさんかきます。汗で日焼け止めが流れてしまうと対策した意味がなくなるので、汗や水をはじくウォータープルーフ仕様のものにしましょう。

以上が選ぶ際に特に意識したい点です。

参考にして、自分に最もあった日焼け止めを選ぶようにしましょう。

日焼け止めの塗り方


子どもは日焼け止めを塗り慣れていないため、適切な塗り方を説明しましょう!

塗るタイミングとしては外出する15〜30分前がベスト。

日焼け止めは塗ってから肌に浸透するまでに時間がかかります。
外に出る直前ではなく、前もって塗っておきましょう。

塗る箇所は、基本的には肌が露出しているところ全体に塗ります。
顔の表面はもちろん、腕、首の後ろ、耳などを忘れないようにしましょう。

一度に大量に塗っても効果は出ないので、塗る量は顔ならば500円玉程度の量で問題ありません。
汗をかき、運動中に少し薄くなってきたら、汗を拭いた後に二度塗り・重ね塗りをしてこまめに塗り直しましょう。

また、洗顔料やボディソープでしっかりと洗い流すことも大切です。
洗い残しがあると肌荒れの原因になってしまうので注意しましょう。

液体タイプに苦手意識がある人は、スティックタイプの日焼け止めもおすすめです。
スティックタイプの日焼け止めは、持ち運びにも便利で、かつ手を汚さないで使用できる点がスポーツをする子どもにとっては大きなメリットです。

液体タイプに比べて日焼け防止成分が弱かったり、塗り残しが発生する可能性が出てきたりしますが、相性がよければそちらも検討してみましょう。

日焼け後のケア

日焼け止めの対策をしても、日焼けをしてしまう可能性はあります。
もし日焼けをしてしまったら、必ず適切なアフターケアをするようにしましょう。

日焼けした箇所を放置していると、水ぶくれになったり皮膚が炎症を起こしてかゆみや肌荒れに繋がったり、最終的には細菌感染を起こしたりしてしまいます。

以下のポイントをチェックして日焼け後のケアを徹底しましょう。

冷やす

日焼けは軽度のやけどです。
やけどは患部を冷やすことがとても大切なので、日焼けをした際も必ず冷やすようにしましょう。

保冷剤を包んだタオルや水で濡らしたタオルなどを患部に当てて、ゆっくりと冷やす事がおすすめです。
また、優しく流水をかける事もとても効果的なので、冷たいシャワーを全身にあびるととても良いでしょう。

保湿する

日焼けをした皮膚は、バリア機能が低下している状態になっています。
そのまま放置していると、肌が乾燥したり荒れたりしてしまい、肌のトラブルの原因になってしまいます。

患部を冷やした後は、必ず保湿をするようにしましょう。

保湿剤は、低刺激のものがおすすめです。
ワセリンを主成分にしたものや、子どもでも使えるローションタイプの乳液でも構いません。

肌をこすらないように優しく塗り、肌を守りましょう。

水分補給

日焼け後は水分補給をすることもとても大切です。

日焼けをすると発汗機能に影響を及ぼしてしまうので、水分不足になりがちです。
また、日焼けをするほどの太陽光に晒されている時点で、汗をたくさんかいているので水分は必要になってくるでしょう。

脱水症状をおこす前に必ず水分をとるようにしましょう。

まとめ

日焼け対策は子どもの健康な未来を守るためにとても大切なことです。

昔に比べて日差しが強くなり、紫外線の影響が強くなっています。

こちらで紹介したポイントや方法を参考にして、万全の日焼け対策をしましょう!

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