アフターコロナに注意したい熱中症と骨折のリスク
リベルタサッカースクール福島です!
緊急事態宣言が一部地域で解除され、普段の生活に戻りつつあります。
しかし、引き続き対策は必要で油断は禁物です。
また、コロナウイルス感染防止対策と合わせて、注意していただきたいことがあります。
それは、熱中症と骨折のリスクです。
今まで自粛生活が続き、外で活動する機会が減少したため、熱中症と骨折のリスク高い状態となっております。
そこで、アフターコロナに注意したい熱中症と骨折のリスクについて紹介させていただきます。
●暑熱順化のために大切な5月~6月の運動
真夏に熱中症を引き起こすことを予防するためには、5月~6月の運動が極めて重要になります。
ポイントは、徐々に時間をかけて発汗しながら熱放散反応を刺激することが大切です。
また、特別な環境で暑熱順化を行うというよりは、屋外でトレーニングを積むことによって、順化の効果が得られやすいと言われています。
なお、一度獲得された順化の効果は短時間(1週間以内)では消失しないと考えられますが、極端に涼しい環境で長時間過ごし続けたり、運動を長時間中断したりすると失われるといわれています。
●室内生活時間の増加による増加する骨折のリスク
骨塩量(骨密度)を増加させるためには,骨への刺激(荷重や筋力による力学的負荷)が重要であり、子どもたちは普段、スポーツや運動をすることで自然と骨の強度を高めています。
なお、骨に加わる力は、歩行、ランニング、ジャンプの順に大きくなるため、室内での運動では骨に十分な刺激が加わりにくいとされています。
小学生から中学生にかけては運動によって骨を強くする最適な時期であり、この時期に適切な強度でのスポーツや運動の機会を逃さないようにしなくてはいけません。
文部科学省及びスポーツ庁は 、新型コロナウイルスの影響により臨時休校が続き運動不足になりがちな全国の子どもたちに向けた屋外でできる具体的な運動の例などを示しました。
例えば、小学生についてはウォーキングや縄跳びなどを組み合わせて、なるべく屋外で毎日30分を目安に運動するよう勧めています。
以上を踏まえて、私たちのサッカースクールにおいても、文部科学省の基本方針に従い、新型コロナウイルスへの感染防止施策を徹底しつつ、子どもたちの安全な運動機会を確保していきたいと思います。
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