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子どものサッカーボールのサイズは?サッカーボールの種類や選び方のポイント!
サッカーはボールが1つあればどこでも誰でもできるスポーツだと言われています。
これからサッカーを始めようとするお子さんの保護者の皆さんはサッカーボールの購入を検討されているのではないでしょうか。
しかし、サッカーボールには年齢に適したサイズや様々な種類があるのをご存知でしょうか?
今回こちらの記事ではサッカーボールのサイズや種類などを解説するとともに、サッカーボールを購入する時のポイントなども合わせて紹介します。
この記事を読んでいただくことで、サッカーを始めたての子どもにピッタリのサッカーボールを選ぶことができることでしょう!
では、さっそく参りましょう!
サッカーボールのサイズと年齢の目安
サッカーボールは年齢別に適正なサイズが決まっています。
子どもの怪我防止や安全面への配慮から設定されているものなので、無視して大きなサイズのボールを使っていると怪我のリスクが高まります。
必ず適正なサイズを使うようにしましょう。
3〜6歳
まだまだ体の小さい園児や就学前の年代では「3号球」を使うようにしましょう。
3号球は直径19㎝、重量は300〜320gほどのボールでかなり小さく軽い仕様になっております。
また、幼い子ども用にボールの表面が擬似スポンジのような柔らかい素材になっているものもあります。
このくらいの年代は、とにかくボールを蹴ること、ボールと遊ぶことが楽しいと思えることがとても大切なので、そういった柔らかいボールなどからサッカーに親しんでもらうのも良いでしょう。
6〜12歳
小学生になり、体が成長してきたら「4号球」を使うようにしましょう。
4号球は直径20.5㎝、重量350〜390gと3号球よりやや大きく重くなっております。
この4号球は小学校のサッカーの練習、公式戦で使われているサイズなので、小学生になったら4号球を最も使うことになるでしょう。
また、4号球に近いサイズのものとしてフットサル用のボールがあります。
フットサルボールは重く跳ねにくい設計になっておりますので、購入する際に間違えないように気をつけましょう。
13歳以降
中学生になり、13歳を超えてからは「5号球」を使うことができます。
5号球は直径22㎝、重量410〜450gのボールで、実際にプロも使う一般的なサイズです。
4号球から5号球に移行したときは、ボールの大きさや重さに戸惑うこともあるかと思いますので、この年代になったら徐々に5号球に慣れていく工夫が必要です。
また冒頭にもお伝えしましたが、プロが使っているからと言って、まだ体が成長していない段階から5号球を使うことは大きな怪我に繋がりますので絶対にやめましょう。
検定球ってなに?
あらゆるスポーツにおいて、使用されるボールや道具に公式のものがあるように、サッカーボールにも公式な試合で使われるボールがあります。
それを検定球と呼びます。
サイズや強度、リバウンドテストなどの検定をクリアしたボールであり、小学生の公式試合でも使用されています。
検定球は「JFA検定球」と「FIFA国際検定球」があります。
「JFA検定球」は日本サッカー協会の検定をクリアしたもので「FIFA国際検定球」は世界のサッカー協会が認めたものです。
どちらのボールも検定に通った球には公式の印が記されています。JFA検定球にはヤタガラスのマークが描かれています。
どちらが良い悪いという差はありませんが、日本のサッカー公式戦ではJFA検定球を使うので、基本的にはJFA検定球を購入されることをおすすめします。
ボールを買うときのポイント
適正のサイズ、そして検定球については理解できたかと思いますが、いざボールを買うとなった時は種類が沢山あって困ってしまいますよね。
そこで最後に、ボールを買うときのポイントを紹介します!
以下の点に気をつけてもらえれば、きっとお子さんも喜ぶサッカーボールを選ぶことができるでしょう。
縫い方(耐久性)
サッカーボールは大きく分けて手縫いか機械縫いかに分かれています。
JFAの検定球は基本的に手縫いであり、縫い目がボールの表面に出ておらず丈夫な作りになっています。
一方機械縫いのボールは縫い目が見えており、耐久性はやや低め。しかし、その分お値段はやや低めに設定されております。
予算と用途を考えて適切なものを選びましょう。
ボールの素材とグランドとの相性
細かい違いになりますが、サッカーボールには芝向きのものと土のグランド向きのものがあります。
ボールの表面の素材がラテックスチューブという天然ゴムでできているボールは跳ねやすく芝向きだと言われています。
一方、ブチルチューブと呼ばれる合成素材のボールはラテックスチューブよりは若干跳ねにくく土向きだとされています。
しかし、個人で使用するボールならば基本的には土やコンクリートで使うことが多いと思いますので、多くの方が合成素材のボールを購入しています。
普段から芝のグランドで練習をする環境ならばラテックスを検討されてみても良いでしょう。
色・デザイン
サッカーボールの色やデザインは子どものサッカーへのモチベーションに大いに影響します。
国際大会で使われているボール、憧れの選手に使われていたボールなどを持つだけで気分は高まりやる気が生まれます。
また、特徴的なデザイン、目立つ色にすることによってボールを失くすリスクも軽減することができます。
サッカー友達と一緒にそれぞれのボールを持ち寄って遊ぶ場合、自分のボールがどれだか分からなくなってしまうと大変です。
「サッカーボールは白黒のやつでいいでしょ」と思っていませんか?
子どもが喜ぶかっこいいデザインのボールを選ぶようにしましょう。
空気入れも忘れずに
ボールの話とは少しズレてしまいますが、サッカーボールを買ったなら空気入れも必ずセットで買いましょう。
サッカーボールの空気入れは自転車の空気入れで代用ができず、専用のものが必要です。
携帯しやすいコンパクトなもので十分ですので忘れないようにしましょう。
サッカーボールの適切な空気圧は0.6〜1.1とされています。
指で強めに押して4〜5ミリ程度沈むくらいが目安ですので覚えておきましょう。
まとめ
ひとえにサッカーボールと言っても様々な種類やサイズがあります。
お子様が安全に楽しくサッカーができるよう、年齢や使用用途に合ったボールのサイズや種類を選びましょう。
また、お子様が気に入って使えるボールを選ぶことはモチベーションの維持にもつながります。
これから子どもと一緒に沢山の嬉しいことや悔しいことを一緒に経験してくれるボールを選んであげましょう。