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サッカー中に帽子をかぶる?サッカーキャップの効果や選ぶポイントを知って日差しから子どもを守りましょう!

サッカーは基本的には帽子をかぶってプレーしませんよね。

しかし、ここ最近では子どもの健康面に考慮して、サッカー中に帽子をかぶることが広まりつつあります。

今回はそんな「サッカーキャップ」のお話です。

こちらの記事を読んでいただければ、サッカーキャップの必要性について理解でき、また購入するときのポイントなども知ることができます。

ぜひ、最後までご覧ください。

サッカーキャップとは?

サッカーキャップとは、サッカーをする子ども用に作られた帽子のことです。

一般的な帽子とは違い、全体が柔らかい素材でできており、日除けとなるつばの部分も固くありません。

つむじあたりにあるボタンもなく、帽子をつけながらもヘディングができるようになっております。

また、帽子の内側に滑り止めの加工がされてあったり、サイズ調節機能がこめかみのあたりについていたりと、サッカーをする子どもにとって適した設計になっています。

別名「プラクティスキャップ」とも呼ばれ、その名の通りサッカーの練習中に使用される頻度がとても増えております。

サッカーキャップはなぜ必要?


昨今では、温暖化やヒートアイランド化現象の影響で、夏場はとても厳しい暑さが続いています。

そんな中で紫外線や熱から子どもを守るために、帽子は必要なものです。

サッカーは頭を使いますし、周りの人との接触が多いスポーツなのでこれまでは帽子をかぶることは敬遠されてきました。

しかし、熱中症への対策から近年はサッカーキャップをかぶることが普通になってきました。

公式戦ではキーパー以外かぶることはできませんが、練習や練習試合ではサッカーキャップの着用を認めている場合も多いです。

子どもを守るため、大切な未来のために今やサッカーキャップはサッカーをする子どもたちにとって必要不可欠なものなのです。

サッカーキャップの選び方


そんなサッカーキャップですが、スポーツ用品店に行けば様々な種類があります。

そこで、購入の手引きになるようにチェックするポイントをお伝えします!

サイズ

サッカーキャップのサイズは気を配るべきポイントの1つです。

サイズが小さいと頭がしめつけられてプレーに集中できませんし、大きすぎるとプレーの最中に脱げてしまいます。
そこでおすすめなのは、サイズ調節機能付きのサッカーキャップです。

サイズ調節機能があると、フィット感を常に保つことができますし、子どもが成長しても長く使うことができます。

また、そのサイズ調節機能はおでこや後頭部ではなく、側頭部についているものを選ぶようにしましょう。

ワンサイズのものを買うのであれば、サイズは必ずピッタリのものにしましょう。

サイズの目安としては…

・3〜4歳  50〜52cm
・4〜5歳  52〜54cm
・5〜6歳  54〜56cm
・6〜10歳  56cm以上

が一般的とされています。

こちらを参考にしましょう。

素材

サッカーキャップの素材は基本的にはポリエステルかナイロンです。

ポリエステルは吸水性、速乾性が高く、頑丈な素材です。

ナイロンは耐久性や撥水性が高く、水に強い素材です。

どちらもそうしたメリットはあるのですが、おすすめはポリエステルです。

プレー中は沢山の汗をかいてしまいます。キャップをかぶってプレーをしているとなおさらです。
そこで、通気性もよく速乾性も高いポリエステルのキャップにすることで、汗蒸れなどを軽減してくれるのです。
また、ポリエステルは熱を放散しやすいというのも特徴です。
熱のこもってしまいがちな帽子の中を涼しくしてくれる効果があるのです。

また、サッカーキャップ全体が柔らかい素材でできているものを選ぶようにしましょう。

サッカーは相手との距離がとても近いスポーツであり、時として体も接触します。
そんな中、つばの硬い帽子をかぶっていたら、相手に怪我をさせてしまいますよね。
さらに、サイズ調節機能と同様にヘディングをする時の障害になってしまいます。

つまり、ポリエステルの全体が柔らかい素材が理想的なサッカーキャップになります。

市販されているキャップには様々な色がありますが、黒っぽいものより、白を基調にしたものをおすすめしています。

黒は日焼け防止効果は高いですが、光を集めて暑くなってしまいます。

逆に白は紫外線を通しやすいので日焼け防止効果は黒よりは低めですが、太陽光を反射して熱がこもりづらいです。
サッカーキャップの目的は熱中症の防止なので、なるべく暑くならない白を選ぶと良いでしょう。

機能

クーリング機能、UVカット機能、吸汗速乾機能、滑り止め機能などオプションとして様々な機能がついているものもあります。
こちらは絶対に必要なものではありませんが、チェックして損はないでしょう。

特に、クーリング機能は体感温度を下げてくれるのでおすすめです。

子どもの必要とするものや保護者の希望などを考えて、こちらも検討してみましょう。

まとめ

サッカーキャップがいかに大切か、そしてどこに注意して選ぶべきかが理解できたかと思います。

炎天下の中走り続けるサッカーはとても過酷です。

子どもが元気に楽しくサッカーができるようにサポートするのは保護者の役目です。

この際にサッカーキャップの購入を検討されてはいかがでしょうか?

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