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サッカーと勉強を両立させたい!文武両道のポイントや親が子どもにできることとは?

「子どもにサッカーを頑張ってほしい!でも、勉強もきちんとやってほしい…。」

そんなお悩みを抱えている親御さんは多いのではないでしょうか。

文武両道させたい!というのは永遠のテーマです。

今回はサッカーと勉強を両立させるためのポイントや秘訣、文武両道が大切な理由などを解説します。

こちらを参考にして、サッカーも勉強も頑張る子どもになるよう声かけをしましょう。

文武両道が大切な理由は?


スポーツと勉強の両立は難しいですが、実は文武両道は子どもの成長にとってとても大切なことなのです。

人間の脳と身体はリンクしています。
特に子どもはあらゆる神経系が成長している最中なので、その繋がりは顕著です。
そこで、成長期である子どもたちに、勉強だけ・サッカーだけをやらせると、脳と身体をフルに使うことができずに、成長速度を鈍化させてしまいます。

つまり、勉強をして脳を動かすことはサッカーの身体性向上に繋がり、サッカーで身体を動かすことは勉強の記憶の定着に繋がります。

脳を活性化することと身体をエネルギッシュにすることは相乗効果があるのです。
また、文武両道を意識していると自分の得意や好きなことを見つけられるのも良い点です。

子どもは10歳をすぎると、自分のアイデンティティの確立を意識し始めます。
そんなときに、勉強もスポーツも一所懸命やっている子は自分の得意なことややりたいことを明確にすることができます。

経験が少なく、選択肢も狭い場合は自分の知っている世界が小さくなってしまうので子どもの可能性も狭めてしまうでしょう。

文武両道はただ単に学校の成績が良いだけでなく、人生を生き抜いていく力を養うために必要なことなのです。

プロを目指すためにも学力は必要

人によっては、小さな頃からプロのサッカー選手を目指し、サッカー漬けの毎日を送っている子どももいるかと思います。

そういった子どもでも、勉強をすることは必要です。

先ほど説明したように、勉強をすることで運動能力は向上します。
サッカーが上手くなりたいのであれば、勉強をして脳に刺激を与えるべきなのです。

また、プロサッカー選手となり、海外で活躍をすることになれば、英語やさまざまな外国語の習得が必須でしょう。

それらを小さなころから勉強しておくと将来的に大きな力となることでしょう。
それだけでなく、勉強をして学力を上げておくことはプロになる可能性を高めることにもなります。

Jリーグのクラブチームの下部組織に入るためには厳しいセレクションを通過しなければなりません。
通過できなかった場合、強豪の高校や大学に進学して活躍をする必要があります。

その際に、学力が低いと進学できる学校の選択肢が狭くなってしまいます。

プロになる可能性を1%でも上げるために、勉強は必要なことなのです。

サッカーと勉強を両立させるためのポイント


では、誰しも気になっている、サッカーと勉強を両立をさせるポイントを項目に分けて解説したいと思います。

以下のことを意識することで文武両道を進めることができるでしょう。

勉強をする習慣をつける

何よりこれが最も大切なことです。しかし、最も難しいことでもあります。

勉強を習慣化するコツとしては、ハードルを下げることです。

ドリル1ページをやる必要はありません。とりあえず問題を1問だけ解く。

そこから始めましょう。
習慣化のコツはいかに行動を起こせるかにあります。

毎日少しずつで構わないので、勉強をする習慣を体に染み込ませましょう。

また、子どもだけでなく、大人が勉強をしている姿を見せるのもとても大切です。

勉強をすることが特別なことではなく、当たり前のことである環境を大人が作ってあげましょう。

授業に集中する

サッカーの練習が毎日あり、自主練もするとなると、なかなか勉強をする時間が取れませんよね。

となると、集中すべきは学校の授業になります。
授業を集中して受けることで、家で自習をする必要がなくなり、サッカーに集中しながらも高い成績を保つことができます。

授業の内容を質問したり、子どもが授業中に取っているノートを見たりして、授業への集中度合いを確かめてみましょう。

授業に集中していれば、勉強で苦しむことも少ないでしょう。

本を読む

時間的に余裕があれば本を読むこともおすすめです。

本は知識の宝庫です。

本を読むことで知識・教養が身につき、あらゆることに応用ができるので、勉強にもサッカーにも良い影響を与えてくれることでしょう。

また、読書は動体視力を鍛える意味でも効果的だと言われています。

サッカーは特に動体視力は重要な能力です。

本を読むことは学力向上と動体視力向上の一石二鳥なのです。

隙間時間を有効活用する

サッカーを頑張る子どもにとってはまとまった勉強時間をとることはなかなか難しいでしょう。

そこで、隙間時間を有効活用するように意識しておくことは大切です。
例えば、サッカーの練習に行くまでの移動時間、車の中や電車の中でも少しは勉強をすることができます。

また、家に帰ってから寝るまで、ずっとテレビを観てはいませんか?

ご飯を食べてからお風呂に入るまでは勉強の時間にあてるなど工夫が必要です。

子どものために親ができることは?

子どもがサッカーと勉強を両立できるようになるには、親の協力は必要不可欠です。

最後にパパさんママさんができること・してあげられることを解説します。

スケジュール管理

勉強が大切だと分かっていても、いついかなる時も遊びたいのが子どもです。

テレビやゲームにばかり夢中になっていると勉強をする時間もありません。

ましてやサッカーの練習や試合が多いと時間を管理するのが難しくなってくるでしょう。

そこで親は、子どものスケジュールをある程度管理することが必要です。

遊ぶ時間、サッカーの時間、勉強をする時間と区切りをつけて強制力を働かせることは時として必要でしょう。

それがプレッシャーやストレスになると逆効果になってしまいますが、ある程度のルールを作ることも意識しましょう。

オンライン学習や通信教育を活用する

隙間時間を有効活用して、勉強の効果を最大限高めるためにはオンライン学習や通信教育といったITツールの活用もおすすめです。

こういった学習方法は場所にとらわれることなく、いつでも勉強をすることができるので、忙しい子どもにとってはおすすめです。

ただ、それなりの金銭的リスクが伴うのでその点は注意が必要です。

家庭の状況や子どもの忙しさなどを加味して検討してみましょう。

褒める

何よりこちらが最も大切なことです。

褒められて嬉しくない子どもはいません。

少しでも勉強をしたら、少しでも成績が向上したら沢山褒めてあげましょう。

褒められることでモチベーションも向上して、やる気も出るはずです。

もちろん褒めるのは勉強だけでなく、サッカーもです。

「全部頑張っててすごいね」
「どんどん成長してる!」

そういった言葉を子どもにかけて、気持ちを高めましょう。

まとめ

勉強とサッカーの両立は難しいことではありますが、とても大切なことです。

学力を上げるためにも、サッカーが上手くなるためにも両方がんばって文武両道を目指しましょう。

こちらに紹介したポイントや方法を実践すればきっと実現できるはずです。

またリベルタサッカースクールは、サッカーだけでなく子どもたちが人生を生き抜く力を得られるような指導を行っています。

サッカーもやりたい、でも勉強もがんばりたいといった子どもにピッタリのサッカースクールとなっておりますので、ご興味がありましたらいつでもお問い合わせください。

サッカーも勉強ものびのびと楽しみましょう!

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