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親御さん必見!サッカーをする子どもへの間違った声かけやNG行動とは?
サッカーキッズを応援するパパさんやママさん。
子どもに対する思いが強すぎるあまり過剰な期待や厳しい言葉をかけていませんか?
今回は親御さんから子どもたちへ向けての間違った声かけやNG行動を紹介します。
また、お子さんのサポートが上手な親御さんの特徴も解説しますので、ぜひ最後までご覧ください!
親の言動は子どもに影響する!
子どもは親がかけてくれる言葉やその行動に、強く影響を受けます。
どれだけ良い指導者やコーチに恵まれても、親が不適切な声かけをしたりよくない行動を起こしてしまうと、子どもの能力も伸びていきません。
親の言動は、子どもの才能に蓋をすることもあれば開花をさせることもあるのです。
子どもへの愛情の大きさゆえに周りが見えなくなってしまっている親御さんが稀にいらっしゃいます。
以下に紹介するNG行動や声かけ、上手い子どもの親の共通点を1つずつチェックして、今一度ご自身の言動を振り返ってみましょう。
親のNG声かけ
子どものサッカーを応援する親が取るべきではないNG行動やよくない声かけを紹介します。
これらを参考にして、同じ過ちを起こさないように未来に繋げましょう。
「なんでできない」「なんでやらない」
これらも親御さんの使ってしまいがちなNGワードです。
「なんでできない」のか「なんでやれない」のか、子どもも分からない場合が多いからです。
この声かけだと、「できない」ことを親に指摘され続けている感覚になり、子どもが萎縮してしまいます。
ネガティブな方面にフォーカスするのではなく「どうしたらできるのか」「何が原因だったのか」を考えさせるような声かけをしましょう。
「ちゃんとやりなさい」
この言葉も気をつけるべきNGワードです。
「ちゃんと」とはどういったことなのか、全く具体的ではありません。
何が悪いのか分からないのに、ただ怒られていることになってしまいます。
漠然とした言葉は使わずに「どういった行動を取るべきなのか」「どんな態度を改めるべきなのか」といったように、具体的な働きかけをしましょう。
親のNG行動
子どもに期待しすぎる
過度な期待は子どもを追い込んでしまいます。
点を決めること、レギュラーになること、試合に勝つことなど、子どもが活躍することや子どもが喜ぶことを願うのは当然の感情です。
そういった気持ちを抱くことは決して悪いことではありませんが、それを子どもに伝える必要はありません。
親の期待に応えることがプレッシャーになり、伸び伸びとプレーすることができなくなります。
また、親の期待する結果にならないと自分を責めてしまい、より消極的になってしまいます。
結果を期待せずに、過程を充実させるようにしましょう。
過干渉
子どもに対して過度に干渉することも、子どもに悪い影響を与えてしまいます。
プレーの内容に口を出したり、「あれやったの?これやったの?」と行動を監視したり、サッカー用具を勝手に全部揃えたりと、子どものサッカーライフに干渉をしてしまうこともあるかと思います。
過干渉な親を持つ子どもは、自己肯定感が低かったり人間関係がうまくいかなかったりしてしまいます。
子どもの人生は子どものものです。
子ども自身で意思決定をできるようにサポートしましょう。
コーチや監督に文句を言う
過干渉な親にありがちなことですが、コーチや監督に文句を言うことも親としてはよくない行動です。
コーチや監督は誰よりもチームやそのメンバーのことを考えて、その中で最善の選択を取れるように日々頭を悩ませています。
子どものサッカーの技量やプレースタイルなどもしっかり把握しています。
また、子どももそういったコーチや監督のことを信頼していることでしょう。
そんな関係性の間に割って入って口を出すことは、チームにとっても子どもにとっても良いことではありません。
他の子と比較する
他の子どもと自分の子どもを比べて叱るのも絶対にNGです。
「〇〇くんの方が上手い」
「〇〇ちゃんみたいにやりなよ」
といった言葉は子どもの自尊心を傷つけてしまいます。
そもそも、子どもは成長段階に個人差があります。
身体能力に差が出るのは当然であり、同じ条件で比較すること自体がナンセンスなのです。
誰かと比較するのではなく、本人の能力や課題にフォーカスしましょう。
お子さんのサポートが上手な親の共通点
NG行動やよくない声かけについては理解ができたかと思います。
では、その反対に親としてどんな行動や声かけをすると良いのかを解説しましょう。
お子さんのサポートが上手な親御さんを参考にして、良い行動例を学びましょう。
プラスの面に目をむける
子どもと接するとき、声をかけるときにはプラスの面にフォーカスするようにしましょう。
できたこと、がんばったこと、成長したことに注目して褒めることで、子どもの自己肯定感ややる気が育まれます。
プラス面にフォーカスする習慣を親がつけることで、子どももそれに影響され前向きになります。
自己成長をしやすい基礎が作れるので、ぜひ意識してみてください。
子どもを信じて待つ
過干渉は良くないと分かっていても、どうしても声をかけてしまいたくなる親御さん。
お気持ちはわかりますが、我慢をしてみてください。
「待つ」ことはとても勇気のいることです。
しかし、子どもを信じて本人の言葉や気持ちを待ってあげることはとても大切です。
子どもが自分の意思で自分の気持ちで行動ができるように待ってあげましょう。
環境を整える
子どもが伸び伸びと楽しんでサッカーができるような環境に整えてあげることも親の役目です。
子どもは一生懸命サッカーをすることはできますが、自ら環境を変えたり整えたりする力はまだありません。
子どもをただ頑張らせるのではなく、頑張りたくなるような環境作りをしてあげましょう。
チームを応援する
サッカーが上手い子どもの親の共通点として、自分の子どもだけでなくチームの応援ができる、という点が挙げられます。
子どもの成長を心から願うことは、子どもの愛するチームもともに愛し、応援をすることに繋がります。
自分の子どもだけでなく、チームのメンバーと積極的に関わりながら、プラスの影響を与えてくれるのが良い親の行動です。
紹介したことを意識しながら、自身の言動を改めて振り返って行動をおこしてみましょう!
まとめ
親の行動や声かけによって子どものサッカーライフは大きく変化します。
全ての責任は親にあることを自覚して自身の言動を意識してみましょう。
親は子どものドリームサポーターになることが理想的です。
また、リベルタサッカースクールではあらゆる子どもたちが自分の夢や目標を前向きに目指せるような環境作りに取り組んでいますので、お気軽にリベルタサッカースクールへお問い合わせください!