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親として子どものサッカーとの関わり方は?子どもと自主練習をする時のポイントを解説します!
サッカースクールの練習だけでなく、ご自宅でお子さんと一緒に自主練習をしている親御さんは多いことでしょう。
しかしサッカーの経験がないと、どうすれば良いのか、どういったことに気をつけるべきなのかが分からないかと思います。
そこで今回こちらの記事では、ご自宅で親がサッカーを教える時のポイントや注意点などを解説します!
こちらを最後まで読んで頂ければ、きっと子どもとの自主練を充実させることができるでしょう。
親子での自主練習は子どもを成長させる!
親子で自主練習をすることは、子どもの技術の向上だけでなく心も育んでくれます。
親が自分と同じ目線に立ってサッカーを見つめてくれることは、子どもにとって大きな喜びになります。
親子で自主練習をすることで、親子の絆が深まるだけでなく、サッカーに対するモチベーションも高まるのです。
もちろん、自主練習の中で課題の克服に取り組み、技術を上げることで、よりサッカーも上達します。
ただし、関わり方を間違えたり、良くない声かけをしてしまった場合は逆効果になってしまいます。
以下に紹介するポイントや注意点を意識しながら、効果的な自主練習ができるように工夫してみましょう。
関わり方のポイントは?
ママさん、パパさんのためにどういったことを意識して自主練習をすれば良いかをご紹介します。
コーチや監督としてではなく、あくまで親としてのポイントをお伝えしますので、ぜひとも意識してみてください。
目標や目的を明確にする
何をするにしても、目標や目的を明確にすることはとても大切です。
特に自主練においては、ただ漠然とやっていてもなかなか良い効果を得られません。
・リフティングが100回できるようにする
・新しいフェイントを習得する
といったように具体的な目標設定が必要です。
また、こうした目標や目的は、子どもだけでなく親も明確にしておくことが大切です。
子どもに何を練習させたいのか、自主練の時間をどういった時間にしたいのかが明確になることで、より充実した自主練にすることができるでしょう。
共感して褒めて伸ばす
自主練をするときに、子どものことを叱ったり、厳しい言葉をかけたりしていませんか?
そういった親の態度は子どもの成長を阻害してしまいます。
ポイントは「共感すること」と「褒めること」です。
子どもが試合や練習で悔しい思いをしたのであれば、その気持ちに寄り添ってあげましょう。
そして、自主練習の中で成長したり目標が達成できたりしたら褒めてあげましょう。
親に共感してもらえることや褒めてもらえることは子どもの自己肯定感にも繋がり、プレーにも大きく影響します。
練習姿を撮影する
自主練習を効率的かつ効果的に行うために、練習している姿を撮影することもおすすめです。
今はスマホやタブレットなどで簡単に撮影ができるので、気になったらすぐに自分の姿を客観的に見ることができます。
普段のチームの練習ではなかなかこういったことはできませんが、自主練習ならば気兼ねなく撮影をすることができます。
客観的に自分のプレーを見ることで、自分のクセや課題に気づけて、より上達することでしょう。
戦術的思考も育てる
体を動かし、ボールを蹴ること以外にも家庭の中で、サッカーの戦術的思考を育てておくことも大切です。
日本はヨーロッパや南米に比べて、サッカーの戦術的な認知が遅すぎることが課題だとされています。
プロの試合や代表の試合を観る時には、ボールを持っている人の動きだけでなく、ボールを持ってない人(オフ・ザ・ボール)の動きにも注目してみましょう。
JFAとしても、小学校低学年の段階から第三の動きを習得することを推奨しています。
戦術的思考が育つと飛躍的にサッカーが上達しますので、ぜひ実践してみてください。
親子でサッカーを楽しむ
色々とポイントを紹介しましたが、何より楽しむことが最も大切です!
ポジティブな声かけをして褒めるだけでなく、練習の内容を工夫してワクワクする仕掛けを作ったりゲーム感覚でできるようなものにするのも効果的です。
好きこそものの上手なれ、といった言葉の通り、サッカーが好きで楽しいものだと思えればどんどん上達していきます。
そして、楽しむのは子どもだけでなく親御さんも一緒になってなって楽しむことが大切です。
子どもは親が楽しんでいることや笑っていることが大好きです。
ぜひ、子どもと一緒にサッカーを楽しむように意識してみてください。
子どもに教える時の注意点
自主練習をする時のポイントと同時に、注意すべき点も紹介します。
子どもを成長させたいという気持ちが先行するあまりに、以下の点を疎かにしてしまうと、自主練習はむしろ逆効果になってしまいます。
ご自身の言動を振り返りながら、より良いサポート方法を考えてみましょう。
サッカーだけを教えない
サッカーが上手くなって欲しいがあまり、サッカーだけに固執して教えていませんか?
サッカーは走る、跳ぶ、蹴る、ステップを踏むといった身体感覚だけでなく、動体視力や深視力といった眼の感覚や身体のバランス感覚などといったあらゆる身体能力が必要になるスポーツです。
特に小学校低学年の子どもたちは、運動神経が発達している最中で、あらゆるスポーツや遊びをすることでどんどん成長していきます。
サッカーだけでなく、かけっこやキャッチボール、アスレチックなどあらゆる運動体験をさせてあげるように意識してみましょう。
そういった遊びが結果的にサッカーの上達に繋がることでしょう。
ダメ出しや批判ではなく問いかける
共感して褒めることが大切なポイントであると前章で解説しました。
それと同時に、課題に直面した時は批判をせずに問いかけることが必要になります。
「どうしたらいいと思う?」
「どうしてできなかったと思う?」
そういった声かけをして、子どもに考えさせるように促すことを意識しましょう。
分かっているからといって親が教え込んだり、すぐに答えを言ったりするのもNGです。
子どもの自主性や自発性が育むような自主練を意識しましょう。
無理をしない
子どもに対する想いやサッカーに対する情熱が高まりすぎて、練習をしすぎることにも注意してください。
親とのサッカーの練習が辛いものや嫌なものになってしまうと、子どもはサッカーに苦手意識を持つようになってしまいます。
適度に休憩をしながら、楽しんで練習しましょう。
また、子どもの身体の発達状況に応じてメニューを組むことも大切です。
子どもの成長スピードをきちんと把握して、無理のない練習をすることでより高い効果を得ることができます。
親として、子どもの体や心に常に気を配り、楽しい自主練習の時間をともに過ごしましょう。
まとめ
親と一緒に自主練習をすることは子どもにとって、大きな影響を与えます。
その影響がプラスのものになるのか、マイナスのものになるのかは親御さん次第なところが否めません。
こちらで紹介したポイントや注意点をチェックして、効果的なサポートを意識して楽しく自主練習をしましょう。
また、サッカーが上達するためには親の協力だけでなく、ともに頑張れる仲間も大切です。
仲間たちと遊びの中でボールを蹴るだけでも大きく成長します。