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キック力を上げたいサッカーキッズ必見!ボールを蹴るコツと練習方法を徹底解説
「キック力を上げたい!」
「遠くへボールを蹴りたい!」
といったお悩みを持っているサッカーキッズたちは多いことかと思います。
今回はキック力に関するお話です。
基礎的なボールの蹴り方から、キック力を上げるコツ、練習方法まで徹底解説します。
こちらを読めば、キック力向上の助けになりますので、ぜひ最後までご覧ください!
ボールの蹴り方の種類
まずは基本的なボールの蹴り方・足の面とボールとの関係について解説します。
細かく分ければ他にもありますが、よく使うものとして4つ代表的な蹴り方を紹介しましょう。
インサイドキック
インサイドキックとは、足の内側の中心部分でボールを蹴ることです。
土踏まずからかかと周辺でボールを蹴るイメージです。
インサイドキックはボールのコントロールがしやすいので、基本的に距離の短いパスなどで使われます。
インステップキック
インステップキックは、足の甲でボールを蹴るキックのことです。
靴紐がある足の甲の面でボールにミートさせます。
力強いボールを放つことができるので、ここぞという時のシュートや速いパス、フリーキックなどで使われることが多いです。
インフロントキック
インフロントキックは、親指の付け根あたりをボールのやや下部分に当てるキックのことです。
主に飛距離を出す時に使うキックなので、ゴールキックや大きなサイドチェンジ、クロスやクリアなどで使われます。
子どもには少し感覚が得づらいキックではありますが、練習すればすぐに習得できるでしょう。
アウトサイドキック
アウトサイドキックは、足の外側を使ったキックのことです。
プレー中に使うことは稀ですが、DFを振り切るためのワンツーや裏へのスルーパスの際に使われたりする場合もあります。
以上がサッカーにおいて主に使われる代表的なキックの種類です。
キック力をあげよう・キックの練習をしようと思った時に、どのキックを練習するのかを必ず意識しましょう。
そうすれば漠然と強いボールを蹴ろうとするのではなく、より効果的な練習になることでしょう。
キック力を上げると何が良いのか?
キック力を上げることは、試合中の選択肢の幅を広げることに繋がります。
ボールを遠くへ蹴られること、速いボールを蹴られることはチームにとって大きな武器となりますし、相手にとっても脅威の存在になります。
また、フリーキックやコーナーキックなどのセットプレーにおいても、キック力のある選手は重宝されます。
セットプレーはチームにとって大きなチャンスになります。
そのチャンスを確実にものにするために、キック力のある選手がチームにいると、大きな力になることは間違いありません。
キック力の向上はチームの勝敗に大きく関わる要素であることは、誰しも疑うことのない事実でしょう。
キック力を上げるには
では、キック力を上げるにはどういった点に気をつけたら良いのかを解説しましょう。
キック力を上げるためのコツや練習する時のポイントなどを簡単に説明します。
キック力、と言っても「強く蹴るキック」と「遠くへ蹴るキック」の2種類があるかと思います。
それぞれを個別に解説していきましょう。
強く蹴るキック
強く速いボールを蹴るには、インステップキックが最適です。
インステップで強く蹴るためには、ボールの芯に足の面をミートさせる必要があります。
リフティングなどを繰り返すことで、ボールの芯と足の面がミートする感覚を養いましょう。
また、強いボールを蹴ろうと思って、力を入れて足を振っても強いボールは蹴ることができません。
リラックスした状態から、瞬間的に力を入れて、しっかりボールの芯を捉えることを意識しましょう。
また、強いボールを蹴るためには、軸足をボールの真横に強く踏み込むことも大切です。
軸足を安定させながらも、蹴り終わったあとはやや体が前進するように前方に体重を乗せる意識で蹴りましょう。
遠くへ蹴るキック
遠くへ蹴るためには、インフロントキックが良いでしょう。
親指の付け根あたりとボールの中心よりやや下あたりをミートさせて、下から掬い上げるような意識でボールを蹴ります。
軸足はボールの真横というよりは、半歩後ろの方が飛距離が出やすいでしょう。
蹴った後も、やや重心が後ろに残る意識の方が遠くに飛ばすボールを蹴ることができます。
ただ、遠くへ蹴るキックに関しては、ある程度の基礎筋力が必要になります。
子どもは元々の筋肉が少ないので、遠くに蹴れないのが普通です。
ボールが飛ばないからといって、悲観する必要はありません。
しっかりご飯を食べて、しっかり寝て、身体を大きくする。
小学生にとってはこれが遠くへボールを蹴るための近道とも言えます。
キック力を上げる練習方法
最後に、意識すべきポイントとは別に普段からできるキック力向上の練習を紹介しましょう。
4つの段階に分けて練習ができるメニューですので、自分の習得具合を見ながら以下の練習に取り組んでみましょう。
ステップ①:マーカーや土の上にボールを置いて蹴る
全く強いボールが蹴れない・遠くへボールが飛ばない、という人は、ボールを少し高い位置において蹴ると良いでしょう。
マーカーの上や、盛った土の上にボールを置いて、しっかりとボールを見て蹴ってみましょう。
きっとボールの芯を捉えやすくなったり、ボールが遠くに飛びやすくなったりするかと思います。
まずは最初の段階として、この方法を使ってボールを蹴る感覚をつかみましょう。
ステップ②:バウンドしているボールを蹴る
次の段階は、目の前でバウンドしているボールを蹴りましょう。
リフティングの要領で上に蹴り上げても良いですし、正面の相手や壁に向かって蹴っても構いません。
動いているボールを蹴るのでステップ①よりは難しくなりますが、ボールを強く蹴ったり遠くへ飛ばしたりする感覚はつかめます。
ステップ③:前から転がってくるボールを蹴る
次の段階は、前から転がってくるボールをトラップせずに蹴ることです。
反発する力を使えるので、置いた状態より少ない力でボールを強く蹴ることができます。
転がったボールだけでなく、ショートバウンドのボールなども蹴るようにすれば、より実践的になることでしょう。
ステップ④:置かれたボールを蹴る
最後の段階としては、置かれたボールを2人組で蹴り合いましょう。
キャッチボールをするように相手にボールを蹴り、トラップをして、蹴り返す。
ということを繰り返します。
単純な練習ですが、キック力を上げるために最も効果的であり、同時にトラップの質も高められるので、基礎練習としておすすめです。
ぜひ、以上の4ステップでキック力を高めてみましょう。
まとめ
キック力を高めると、試合のあらゆる局面で力を発揮でき、チームにとって大きな戦力になれます。
ただ、一朝一夕で身に付くものではないので、こちらで紹介したポイントや練習方法を実践して少しずつキック力を高めましょう。