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「やりぬく力」を育てる3つの秘訣

リベルタサッカースクール福島です!

今回は、「やりぬく力」について紹介します。

近年、成功者に共通してみられる力として注目を集めています。
これは、才能や生まれながら備わった能力ではないとされています。

●脳の急成長期に「やりぬく力」を育てよう!

私たち人間の脳は、「未来志向性」という、すぐれた能力をもっています。

「未来志向性」とは、未来に目的をもって生きるというもので、その目的を達成するために努力をする能力が備わっているということです。

脳の中でも、大脳の約30%をしめる「前頭前野」は、思考や知能を司る役割があり、「脳の司令塔」ともいわれています。
この前頭前野は、生まれてから幼少時に爆発的に成長し、8歳くらいまでに、約95%が完成します。

この時期に子どもの前頭前野をすこやかに発達させることは「やりぬく力」を育むことにつながるのです。

どうすれば、子どもの前頭前野をすこやかに発達させ、「やりぬく力」を育むことができるのでしょうか。
キーワードは、「好奇心」です。

子どもは、生まれた瞬間から、「何だろう」「面白そう」「やってみたい!」と、いろいろなことに興味をもちます。
これが、好奇心です。サッカー、水泳、音楽、勉強etc..

自分が興味を抱いたものに対し、好奇心を持ち続けることができれば、少々失敗しても、またトライできるでしょう。
その中で、楽しんだり、夢中になる経験を重ねることが、やりぬく力を育む決め手となります。

親は、あれこれ手助けしすぎないようにしながら、「見守り、支援する」ことが大切です。
その姿勢を保つための3つの秘訣を紹介します。

①夢中で遊ばせる

子どもは、夢中で遊んでいる時に、好奇心が強く刺激されます。

たとえば、公園での砂遊びで、砂の山にトンネルを作りたいのになかなかできないとき。
「こうすればできるわよ」と親が作ってしまうのでなく、「どうしたらできるかな?」などと声をかけながら見守りましょう。

子どもなりに工夫し、「壊れたらまた作る」を繰り返す中で、チャレンジ精神ややりぬく力が身につくでしょう。

また、同じくらいの年齢の友だちと夢中で遊ぶ経験を重ねることで、社会性を養うことができます。

友だちと話し合いながら、「どうしたら遊びを楽しく続けられるか」を考えることで、ケンカをしても歯止めがきくようになり、友だちと「遊びぬく」楽しさを味わえます。

②お手伝い習慣を確立させる

新型コロナウイルスの影響でお家にいることが多い今、食事の配ぜんや片づけ、植物の水やり、洗濯物たたみなど、子どもが興味を抱いたお手伝いをさせ、それを習慣づけるのも良いでしょう。

最初はうまくできなくても、忘れずにできたら「ありがとう!とても助かるわ」と、感謝の言葉を忘れずに。

家庭で毎日決まったお手伝いを続け、家族に言葉をかけてもらうことで、「自分は家族に必要とされている人間だ」という自己肯定感を育むことができます。

また、自分が興味を抱いたお手伝いを続けることで、「どうしたらもっと上手にできるようになるか」「もっと早くするにはどうしたらいいか」などを自分で考えるようになり、やりぬく力を育むことができます。

③子どもの不安な気持ちを受け止める

スポーツや勉強などで到達したい目標があって、それになかなか届かないとき。
子どもは、「どうしてできないのだろう」と、不安でいっぱいになってしまうことがあります。

そんなとき、親が子どもといっしょに不安になるのはNGです。

親の不安は再び子どもに伝染し、どんどん自信を失ってしまいます。
子どもの気持ちをじっくり聞き、「くやしかったね」などと受け止めてあげましょう。

そして、困難や苦境の切り抜け方のヒントを教えてあげ、最終的には子ども自身が「大丈夫」「また頑張ろう」と思えるよう導いてあげましょう。

これを繰り返すことで、「心が折れない子」「やりぬく子」が育っていきます。

私たちのスクール指導においても、これらの大切なポイントを理解して子どもたちの「やりぬく力」を育んでいきます。

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