アスリートに見る人間力
こんにちは!
リベルタサッカースクール宮城です。
北京オリンピックも佳境ですね☆
この時期にしか見られない競技もたくさんありますので、とても新鮮な気持ちで観戦しています。
皆さんは気になる競技はありましたか?
さて、今回のオリンピックではジャッジについて様々な声が聞かれます。
ルールが明確ではないのではないか、審査員の主観に寄り過ぎているのではないかというような報道や、SNSでの反応を目にしました。
細かなルールや、試合に至るまでの過程について語れるほど深い知識を持ち合わせているわけではないので、その点について言及することはしませんが、アスリートの反応やその後の対応には学びを得られると感じています。
スノーボードの平野歩夢選手はハーフパイプ決勝で2回目の試技の得点が思うように伸びなかったことに対して、『怒りを自分の中で表現できた』という言葉で伝えていました。
3回目の試技は同じ流れで滑った中、素人目にも文句のつけようのない滑りを見せてくれたと思います。
その後のインタビューでは、引退するショーン・ホワイト選手への尊敬の念や、その他の選手に対しても思いやりのあふれるコメントを見ても、起きたトラブルをしっかり自分で受け止めて解決しようとトライする、人間としての力を感じさせてもらいました。
別な競技だと、カーリングでは直接相手との対戦の中から勝敗を決めていきますが、どう攻めればいいか常に仲間と話をしながら競技に臨んでいる姿が印象的でした。
マイクが近くにある為、カーリングの試合ではしっかりと選手達が何を話しているのかを聞き取ることができます。
ここは個人競技ではない団体競技であるサッカーにおいても、とても重要なことであると感じました。
どうすればいい方向にチームで進んでいけるか、問題が起きた時には意見を出し合って解決策を見出していく。
仲間を決してけなさず、励ますことで勝利に向かっていく姿には感じさせられることが多かったです。
人生においてもそれは置き換えられるのではないでしょうか?
・日々の努力を以て成功を目指すこと
・仲間を作る、その仲間と共に問題を解決していくこと
・感謝や尊敬の思いを持って過ごすこと
言葉にすれば簡単なことを、高いレベルで取り組んでいるアスリートには素直に尊敬の念を覚えます。
残りの日程も楽しみましょう!
皆さんにもオリンピックだけでなく、スポーツから得られる学びが伝わるよう私たち指導者自身が学び、普段の練習から取り組んでいきます!!