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雨の日のサッカーに必要な持ち物とは?プレーのポイントや落雷時の注意点も解説
サッカーは屋外のスポーツであり、常に天候に左右され、雨の日にもサッカーをすることもあるでしょう。
今回はそんな雨の日のサッカーのお話です。
サッカーをする子どもたち・観戦するパパさんママさんが必要な持ち物を紹介します!
また、雨の日のサッカーのポイントや落雷時の注意点なども解説します。
こちらのコラムをチェックして、雨の日でもサッカーを楽しめるようにしましょう。
雨の日でもサッカーはある
まず大前提として、サッカーは雨の中でも行われることを知っておきましょう。
プロや代表の試合でもよほどの大雨でなければ基本的には試合が行われます。
つまり、雨の中でもプレーができる準備とスキルが必要になるということです。
練習においても雨の日のサッカーに慣れておくことが大切ですし、今後サッカーをしていくときっと雨の日にも出会うことでしょう。
それを踏まえたうえで、以下をチェックして雨の日に備えましょう!
雨の日のサッカーで必要な持ち物
雨の日のサッカーは当然晴れている日とは違い、持ち物もさまざまなものが増えます。
雨の日に持っていると役に立つおすすめの持ち物をいくつか紹介しましょう。
タオル・着替え
タオルや着替えは必ず持っていくようにしましょう。
雨の中サッカーをすると全身が濡れてしまいます。
濡れたままにしておくと風邪をひいてしまうので、試合や練習の後にすぐに体をふいて着替えられるようにしておきましょう。
タオルは雨の日に何かと重宝しますので必需品です。
防水性のあるウェア
ピステやウィンドブレーカーといった防水性のあるウェアも必要です。
練習中・試合中だけでなくアップ時や移動中にも雨をしのぐことができます。
また、防水性が高いと水を弾いてくれるので内側の服や肌が濡れずにすみます。
持っていない人は一着は用意しておきましょう。
大きいビニール袋
雨の日には大きなビニール袋が大活躍します。
濡れた着替えやタオル、汚れたユニフォームや練習着を入れる袋として使うことができます。
さらに、バッグを覆うことで雨から守り、荷物を濡れないようにすることができます。
地面に座ったりモノを置いたりする際にも、ビニール袋を敷くことで雨水を避けることができます。
防寒具
雨が降ると気温が下がり体温も低下してしまいます。
体温の低下が進むと身体が硬直し、パフォーマンスの低下にも繋がってしまいます。
ベンチコートや手袋などで防寒対策をするようにしましょう。
また、ホッカイロや温かい飲み物などもあるとなお良いでしょう。
シューズドライヤー
シューズドライヤーとは、濡れたスパイクやトレーニングシューズの湿気や水分をとってくれるものです。
シューズの中に入れ、温風を送ってくれるので、すぐに乾かすことができます。
シューズは濡れたままにしておくと、縮んでしまったり、カビが生えてしまったりします。
必需品ではありませんが、あると大きく役に立つでしょう。
シューズドライヤーを持っていない場合は、新聞紙でも代用できます。
新聞紙をシューズの中に詰めある程度水分を吸ったら交換する、ということを繰り返していけばシューズを乾かすことができます。
パパさんママさんが必要なものや注意点
雨の日に観戦をするパパさんママさんは何を持っていくべきでしょうか。
あると役に立つものをいくつかピックアップしたので、チェックしてみてください!
レインコート
観戦をする場所が常に屋根がある場所とは限りません。
時には雨に打たれながら応援をしなければいけないこともあるでしょう。
そんな時に、傘をさしていたら周りに迷惑がかかってしまいます。
そこで活躍するのがレインコートです。
基本的には応援中はレインコートを着た状態で雨の中にいることになります。
撥水性が高く大きなレインコートを用意しておきましょう。
レインブーツ
雨の日にスニーカーやブーツで出かけるとすぐに濡れてしまい脱ぐのも大変です。
レインブーツを1足用意しておいて、雨の日はそちらを使うようにしましょう。
今は単なる長靴ではなく、おしゃれなレインブーツもたくさんありますので、ぜひチェックしてみてください。
こちらもレインコート同様撥水性が高く、水が入りにくいものを選びましょう。
帽子(レインハット)
レインコートに加えて、帽子(レインハット)もあるととても役に立ちます。
雨の日に髪の毛が濡れると、体温も冷え、煩わしくなってしまいます。
帽子をかぶることで、タオルで髪をふく必要がなくなり、応援に集中することができます。
形としては、つばがついているものを選びましょう。
顔にかかるしぶきを軽減してくれるので観戦におすすめです。
折りたたみ傘
観戦中は指すことはありませんが、何かと重宝するのが折りたたみ傘です。
試合の合間の移動中や待ち時間、ちょっとした合間に傘を使うことがあるでしょう。
折りたたみ傘にしておくと、コンパクトになるのでカバンの中にも入ります。
晴雨兼用の折りたたみ傘を持っておくと、日差しが強い時にも使えるのでとても便利です。
雨の日にサッカーをする際のポイント
雨の日のサッカーは晴れの日とは違う注意点があります。
怪我や事故にも繋がりかねないので、しっかりとチェックしましょう。
ウォームアップ・クールダウンをしっかりする
雨の日は体温が下がってしまいます。
体温が下がると筋肉が硬直し、怪我をしやすくなります。
必ずウォームアップ・クールダウンをしっかりするように意識しましょう。
有酸素運動を中心に行い、体温が高まるような工夫をしましょう。
また、クールダウンをする前には必ず体をふいて水気をとるようにしてください。
ボールの動き方に注意する
雨によってグランドが濡れるとボールの動きが変わってしまいますので注意しましょう。
水たまりにボールが入るとボールの勢いが止まってしまいます。
特に土のグランドでは、グラウンダー(地面を転がした)のボールは途中で止まってしまうことがほとんどです。
逆に、芝のグラウンドの場合は、ボールは滑りやすくなります。
晴れの日と違い、ボールがバウンドをした際に加速をしていくので注意しましょう。
無理にやらない
雨の日にサッカーをする際には、雨の日のサッカーのポイントをしっかりと意識しておきましょう。
雨の日は怪我や事故のリスクが高まるだけでなく、風邪もひきやすくなってしまいます。
少しでも雨足が強くなったらすぐにやめましょう。
また、落雷の兆候が見られた際にもすぐにやめてください。
落雷時の注意点
結論から言うと、落雷時は絶対にサッカーを中止してください。
JFA(日本サッカー協会)の発行している「サッカー活動中における落雷事故防止対策について」というガイドラインの中にこんな記載があります。
①危険・兆候が確認されたら公式戦・練習にかかわらず躊躇なく中止すること。
②周辺で雷注意報・兆候がある場合、専門的なウェブサイトで常時天候情報を確認すること。
参考:サッカー活動中における落雷事故防止対策について
https://www.jfa.jp/documents/pdf/other/rakurai.pdf
つまり、落雷の兆候が少しでもあれば中止をすることを原則としています。
遠くから聞こえる音やちょっとした稲光でもその範疇に入ります。
甘く見ていると、死亡事故にも繋がりかねないので絶対に中止しましょう。
もし、落雷が近くである場合は、必ず避雷設備の施された建物の内部に入るようにしましょう。
近くになければ、自動車などの乗り物の内部でも有効です。
絶対にNGなのが、木のそば、テントや掘立て小屋、自転車乗り場などです。
落雷は締め切った建物の中でないと被害に合うリスクが高まってしまいます。
必ず建物内に逃げるように意識しましょう。
まとめ
雨の日のサッカーは晴れた日と違い、注意するべき点や持ち物がたくさんあります。
こちらを参考にして、子どもたちも大人たちも雨の日のサッカーを楽しみましょう。
ただし、大雨の日や落雷時にはすぐにサッカーを中止してください。
雨の中でのサッカーは怪我や風邪のリスクも伴います。
身の安全を守りながら健全にサッカーを楽しみましょう!

