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子どもがサッカーを習うなら何歳から?親が知っておくべきポイントなども解説


サッカーは、子どもに習わせたいスポーツとして人気があります。

自分の子どもにも、サッカーを習わせたいと思う親御さんのなかには「何歳からサッカーを習わせたらいいのか?」と悩まれる方もいるのではないでしょうか。

この記事では、サッカーを習い始める年齢や必要なもの、サッカースクールの種類、サッカースクールのメリットなどについて解説します。

サッカーを習うなら何歳から?

子どもがサッカーを習うなら、何歳からが適切かについて明確な答えはありませんが、「うちの子どもは、まだ幼児だけど大丈夫?」「高学年になってしまったけど、今からでも遅くない?」といった疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。

そこで、ここではサッカーを始める適切な年齢について紹介します。

3歳から始めることができる

ボールを蹴ったり走ることができれば、サッカーの練習はできます。
そのため、幼児から入れるサッカースクールの多くは、先生やコーチの話が聞ける3歳~4歳あたりの年齢から始められることが多いです。

幼児向けの練習では、かけっこなど基礎体力を作ることから始めて、ゆっくりとボールに慣れるようにするなどの工夫がされています。

実際にプロサッカー選手のなかにも、3歳からサッカーを習っていた人も多くいます。

高学年からでも大丈夫

高学年であってもサッカーを習うことは、もちろん大丈夫です。
特に運動学習に最適な時期といわれる9歳から12歳くらいは、サッカーなどの運動経験をすることで運動能力の向上が期待できます。

高学年からでもサッカーを習うことは、子どもの自主性を高めるためにも遅すぎるということはありません。

サッカーが好きであったり、友達がサッカーをしているからなどの理由により、高学年でもサッカーを習うことは多いです。

「サッカーをやりたい」ときがベストタイミング

サッカースクールは、年齢やサッカー経験に合わせた練習メニューが用意されています。
そのため、年齢を気にせずに始めてみることがおすすめです。

サッカーを習うことで大切なのは年齢ではなく、サッカーをやりたいという子ども自身の気持ちです。

子ども自身がサッカーに興味がないのに、無理やり習わせていても逆効果になるおそれがあります。

サッカーをやりたいと思ったときこそ、サッカーを習うベストタイミングといえます。

服装など必要なものは?


サッカーを習うにあたって、どのようなものを用意をしたら良いでしょうか?

サッカーを習う環境によって、ユニフォームなど必要なものは異なりますが、一般的に必要なものは以下の通りです。

・サッカーボール
・トレーニングシューズ
・練習着
・サッカーバッグ
・すね当て
・水筒
・ボールの空気入れ

サッカーの練習に必要なのは、サッカーボールと動きやすい服装、履き慣れた運動靴です。
ただし、サッカースクールによってはウェアが指定されていることもあります。

サッカーボールは小学生向けには4号球、幼児向けには3号球が一般的です。

また、シューズに関してはサッカースクールから、トレーニングシューズやスパイクシューズにするように指定されることもあります。
その他の備品として、サッカーバッグやボールの空気入れ、水筒なども必要です。
これらの必要なものは、一気に揃える必要はありません。

本人にフィットするものを徐々に揃えていく方が、予算的にもおすすめです。

どのようなサッカースクールがある?


サッカースクールにも、さまざまな種類があります。
ここでは、代表的なサッカースクールについて紹介します。

サッカースクール
サッカースクールでは、サッカーの知識や経験が豊富な先生やコーチから、個々のレベルに合わせたサッカーレッスンを受けることができます。
サッカースクールは、基本的に外部との試合を行うことはありません。

子ども本人の成長を重視して、指導が行われています。

技術的な指導に特化したスクールから人間性の成長を目指すスクールまで、様々な特色を持ったサッカースクールがあります。

レッスンは週に1回から2回程度で、複数のスクールに通う子どももいます。
また、サッカースクールによっては送迎やお茶当番が必要になることもあります。

地域のスポーツ少年団
地域のスポーツ少年団は、学校や学校周辺の子どもたちで活動する非営利団体です。
多くの場合、コーチは地域住民やスポーツ少年団のOBなどがボランティアで行っています。

チーム運営も保護者が行っているため、当番制で練習や試合に同行が必要になることもあります。

同じ地域の子どもたちと練習できるため、友達と一緒にサッカーを習えるメリットがあります。

クラブチーム
クラブチームは、サッカー指導を職業とするコーチからハイレベルなレッスンを受けることができます。

Jリーグなどのプロサッカーチームのジュニアチームなども、この分類にあたります。
クラブチームは、選手個人よりもチームの成長が重視されており、練習も長めです。

クラブチームの多くは、チーム編成がレベル別になっており、レベルが近いメンバーと競いながら練習します。
練習は平日が多く、土日は試合になることが多いです。
また、一部のクラブチームは「セレクション」と呼ばれる選抜試験があり、基本的に合格者しか所属できません。

サッカースクールのメリット


子どもにサッカーを習わせることには、さまざまなメリットがあります。

ここでは、代表的なサッカースクールのメリットを紹介します。

体力や運動能力の向上

サッカーは運動量が多く、試合ではサッカーコートを走り続けることになります。

もちろん走るだけでなく、ドリブルやシュート、ディフェンスなどの動きも必要になります。
そのため、持久力や瞬発力などが鍛えられ、体力や運動能力の向上につながります。

協調性やコミュニケーション力が身につく

サッカーは、チーム同士が戦うスポーツです。チームメイトと協力しながら、ボールを運んだり、ゴールを守らなければなりません。

チームメイトと協力し合うことで、協調性が養われます。
また、チームメイトとのコミュニケーションも必要なため、コミュニケーション力が身につきます。

サッカーで身についたコミュニケーション力は、その後の社交性の向上につながることでしょう。

思考力や判断力が育つ

サッカーでは体力面だけでなく、戦略性や独創的なアイデアも必要です。

どのようなポジションで攻撃をするかなど、戦術を考えるシーンも多く、子どもの思考力が鍛えられます。
また、試合中にさまざまな選択を迫られるため、判断力も磨かれます。

思考力や判断力が育つことは、子どもの成長において大切な要素といえます。

まとめ

この記事では、サッカーを習う年齢や必要なもの、サッカースクールの種類、サッカースクールのメリットなどについて解説しました。

サッカーを習うことは、3歳あたりから始めることができます。
また、高学年であっても、サッカーを習うことが遅すぎることはありません。

大切なのは年齢ではなく、サッカーをやりたいと思う子どもの自身の気持ちです。

サッカーをやりたいと思ったときが、サッカーを習う最もいいタイミングといえます。

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