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サッカーをすると足首が痛い!子どもを怪我から守る足首の怪我の知識と対策


サッカーにおいて、最も多いとされるのが足首の怪我です。

一般的に足首と呼ばれている部位は、正式には足関節といい、足関節のケアや柔軟性はサッカー選手にとってとても大切です。

そこで今回は足関節の具体的な怪我の内容や対処法・予防法などを解説します。

最後まで読んで、足関節の怪我の対策をしましょう。

捻挫が最も多いケガ

サッカー中に起こるケガとして最も多いものが、足関節の捻挫になります。

ザムストが実施した、サッカーをしている小学生を対象にしたアンケートで最も多い怪我の種類が
足関節の捻挫であり、その数は全体の52.4%という結果が出ております。

参照サイト:ZAMST|ジュニアサッカー(少年サッカー)で起きやすい怪我ランキング

つまり、サッカー中の怪我の半数以上が足関節の怪我なのです。

その理由としては捻挫は、人と接触して起こること(接触型)も、スライディングや走行中に起こること(非接触型)もあるからです。

基本的に足を使うスポーツであるサッカーは、足関節の怪我とは切っても切り離せない関係なのです。

足関節の怪我の具体例


サッカーをしている子どもによく起こる怪我として、足関節の怪我が多いとのことですが、具体的にはどんな怪我が多いのでしょうか。

代表的な怪我を3つ紹介します。

足関節捻挫

足関節捻挫は足関節の怪我の中でも最も多いものであり、プレー中に起こりがちなので注意が必要です。

捻挫とは、足関節を捻る、もしくは捻った状態で着地することで靭帯を損傷することです。

足関節捻挫の90%が内側に足を捻ってしまう内反捻挫です。

足関節捻挫になってしまうと、足関節が腫れて歩行も困難になってしまう場合もあります。
また、1度捻挫をしてしまうと再発することが多いのも捻挫の特徴です。

フットボーラーズアンクル

フットボーラーズアンクルとは正式には衝突性外骨腫・足関節(前方、後方)インピンジメント症候群と呼ばれる足関節の怪我です。

その名の通り、サッカー選手によく起こる怪我であり、捻挫の次に起こりやすい足関節の怪我だとされています。

キックの踏み込みや着地の衝撃などによって足関節の骨と骨がぶつかることが繰り返されて、足関節の骨に棘のようなものができてしまいます。

その棘が足関節の中でぶつかることによって痛みが出てしまうのです。
フットボーラーズアンクルは前方だけでなく後方にも痛みが出ることがあります。

痛みが強い時はアイシングをして、足関節を固定して負担をかけないような体の使い方をする必要があります。

ジョーンズ骨折

ジョーンズ骨折とは、俗に言う疲労骨折です。

過度なランニングやジャンプや着地の繰り返しなどによって足関節に負荷がかかりすぎると骨が炎症を起こしたり剥離骨折に繋がったりします。

オーバーワークは怪我の元になりますので、絶対に無理をすることは避けましょう。

少しでも痛みを感じたり違和感を感じたら、運動を控えるとともに専門家の意見を聞くことが大切です。

足関節の怪我をしてしまったら:対処法


足関節の怪我をした時の、基本的な応急処置に関して解説します。

ただ、足関節の怪我は解説したように様々ありますので、その都度怪我の状況と症状を見て、専門家の指導の元適切に対応しましょう。

ここでは、主に捻挫の際の応急処置について解説します。

①:足関節を動かさない

 
まずは足関節に刺激や負担を与えないために、安静にすることが大切です。
無理をして試合に出たりすると、より悪化して選手生命にも関わります。
怪我をしたら絶対に安静にしましょう。

②:患部を冷やす

基本的に何かしらの怪我をした直後は、腫れや炎症が起きています。
応急処置ときては、を抑える為に氷等で

③:足関節を固定する

怪我をした場合は、安静にして冷やすだけでなく、動かさない工夫も必要です。
テーピングや包帯などを巻いて、可能な限り足関節を固定しましょう。
その際に間違った固定の仕方をしてしまうと、むしろ悪影響になるので、専門家の指示をあおぎましょう。

④:横になって足関節を心臓より高くする

足関節の腫れや内出血を抑えるには、心臓より高い位置に足を固定することも効果的です。
血液を足に送ることを抑制して、晴れやむくみを和らげることができます。
こちらは怪我をした直後ではなく、やや時間が経過してからのことなので、同じく専門医の指示をあおぐことが必要です。

足関節の怪我をしないために:予防法


足関節の具体的な怪我や怪我をした時の対処法は様々お伝えしましたが、理想は全く怪我をしないことかと思います。

最後に足関節の怪我をしないためにできる予防方法を解説します。

アップ・クールダウンをしっかりする

怪我の原因の多くは、準備不足と疲労の蓄積です。
運動前には必ずアップをして筋肉や関節を動かしておくこと。

そして、運動後は血流を良くして疲労物質を流しておくことがとても大切です。

ストレッチに関してはこちらの記事に詳しく載っておりますのでぜひご覧ください。

自分の足に合ったシューズを使う

シューズが自分の足に合っていないと、あらゆる面で足に負担がかかり、足関節の怪我に繋がります。

トレーニングシューズやスパイクはメーカーや製品によって、サイズ感や形状に違いがあります。
デザインだけでなく、足へのフィット感も意識してシューズを選ぶようにしましょう。

足関節用のサポーターなどを活用する

スポーツ用品店などに行けば、足関節の怪我を防止するようなサポーターを販売しています。

また、着地の衝撃を和らげたりするような足底板もありますので、自分の状況に合わせて対策をしてみましょう。
こういったアイテムを活用するだけで怪我の予防になりますので、ぜひ活用してみてください。

まとめ

足関節の怪我はサッカー中に最も起こりやすく、癖になってしまう危険な怪我です。

こちらで紹介した対処法や予防法をしっかりと覚えておいて、怪我を防ぎましょう。

また、こちらのサイトではサッカーを頑張る子どもたちや、応援するママさんパパさんに役立つ情報を随時発信しております。

今後も様々な情報を発信予定ですのでぜひチェックしてください!

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