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子どもがサッカーを始めた親御さん必見!!サッカー初心者が覚えるべき基本ルールを分かりやすく解説!
サッカーのルールのさわりの部分ですが、以下のことさえ分かっていればほぼ問題が無いので、ぜひとも最後までご覧になって下さい。
そして、サッカーに興味を持っている子どもに解説をしてあげて下さい。
では、まいりましょう!!
基本ルール
まずはサッカーの基本的なルールを確認しましょう!
試合人数は1チーム11人。ただし、小学生は8人制を導入しています。
試合時間は基本は前後半合わせて90分行います。(前半45分、後半45分)
しかし、年代によって試合時間は異なります。
勝敗は至ってシンプル、相手のゴールに多くボールを入れた方の勝ちです。
ただ、ゴールを守るゴールキーパー以外の選手は基本的には手を使ってはいけません。
つまり…
「試合時間内に11人で協力して、1つのボールを手以外の部位を使って(ゴールキーパー以外)コントロールし、相手ゴールに入れる」
これがサッカーの目的であり、基本ルールです。
基本ルールはとてもシンプルですね。
服装
サッカーにはルールで定められた服装があります。
番号の表示位置やユニフォームの色の決まりなど細かい点は今回は割愛しますが、基本的にサッカーをする際に必要な服装は5点。
・シャツ
・パンツ
・サッカーソックス
・シューズ
・すね当て(レガース)
です。
すね当てとは、すねの部分にあてがうプレートのようなもので、足を使うサッカーの特性上、ケガのリスクを伴うので、すね当ての着用はルールで義務付けられています。
練習でも実践に近い状態で行うクラブもありますので、練習着もなるべく試合中の服装に近いものでやることをおすすめします。
ポジション
サッカーは大きく分けて4つのポジションがあります。
個別に解説するとともに、システムについても簡単に紹介しましょう。
GK(ゴールキーパー)
基本的に自分のチームのゴールに最も近い場所にいて、ゴールを守るのが目的です。
ペナルティーエリアと呼ばれるゴール近くの四角形のエリア内であれば手を使って、ボールをコントロールできます。
ですので、GK(ゴールキーパー)はプレイヤーで唯一専用のグローブをつけています。
DF(ディフェンダー)
GK(ゴールキーパー)の次に、自チームのゴールの近くにいるフィールドプレイヤーたちがディフェンダーです。
自チームのゴールを守ることはもちろんのこと、時として攻撃にも参加します。
強いフィジカルと的確な判断力、また味方に指示を出せるキャプテンシーも必要です。
サッカーはなかなか得点が動かないスポーツです。
つまり、1点の重みはとても大きく、ディフェンダーはその1点を絶対に死守し、さらに攻撃に繋げる役割を担っているのです。
MF(ミッドフィルダー)
MF(ミッドフィルダー)はDF(ディフェンダー)とFW(フォワード)の間に位置する人たちのことで「中盤」「ハーフ」とも呼ばれます。
DFとともに守備に参加しながら、前線にボールを運び、攻撃にも参加します。
攻守ともに関わるので運動量が多く、体力のいるポジションです。
また、得点に繋がるような的確なパスを出したり、相手の嫌がるところにボールを展開したりと、試合全体でゲームメイクをする役割も担っています。
もちろん場合によっては自ら点も取りにいきます。
「サイドハーフ」や「トップ下」といったポジションもMFの内の1つです。
FW(フォワード)
自チームのゴールから最も遠く、相手チームに最も近いポジションに位置するのがFW(フォワード)です。
「トップ」「前線」といった呼ばれ方もされています。
FWの目的はなんといっても、点を取ること。
突破力のある足の速い選手や、ボールコントロールの上手い選手、ゴールへの嗅覚が鋭い選手などが起用されます。
昨今のサッカーではFWの選手も献身的にディフェンスをすることは常識なので、もちろん高い運動量とフィジカルも必要です。
システム
サッカーの試合を観ていると「4-4-2」や「3-4-3」といったような数字の羅列を耳にすることはありませんか?
これは「システム」と呼ばれるもので、ポジションごとの人数の割合を示しています。
左から「DF-MF-FW」の順番になっておりますので、先ほどの「4-4-2」は「DF4人、MF4人、FW2人」という意味です。
選手のコンディションやチーム全体の戦術、相手チームとの相性を考えながら、どのシステムを選択するかを監督が判断します。
2023年現在の日本代表では「4-4-2」や「4-5-1」といったシステムが多いですね。
以上がポジションとシステムの解説でしたが、今紹介したのは大枠のポジショニングの話です。
「サイドハーフ」「トップ下」といったように、個別のポジションにもそれぞれ名前がついていますので、それはまた別の機会に紹介しましょう。
交代
試合中に選手の交代も可能です。
交代の流れとしては、交代する選手をコート外の審判に申告し、ボールが外に出た時やファウルやオフサイドなどでゲームが止まった時に主審の指示で交代します。
ただし、これは11人制の場合での交代ルールであり、8人制の場合はいつどのタイミングでも交代をすることができます。
そちらに関しては、また次回8人制サッカーの解説記事にて紹介しましょう。
また、交代可能人数も試合の規模や年代によってさまざまです。
小学生以下では基本、交代に制限はありませんが、プロの試合も大会によっては人数に変化がありますので、サッカー観戦する際にそこにも注目してみてください。
アウトオブプレーとゲームの再開
ボールがコートの外に出ることをアウトオブプレーと言います。
また、ファウルやオフサイドになった場合もゲームは一時止まり、フリーキックから再開します。
それらも個別に簡単に解説しましょう。
ゴールキック
サッカーコートの長方形の短い方の辺のことを「ゴールライン」と呼びます。
相手チームの選手が最後にボールに触って、自チームのゴール側のゴールラインからボールが外に出た場合「ゴールキック」となります。
ゴールキックとは、ゴールに最も近い四角形の中にボールを置いて蹴り出すことです。
コーナーキック
ゴールキックとは逆に、自チームの選手が最後にボールを触って、自チームのゴールラインからボールが外に出た場合「コーナーキック」となります。
コーナーキックとは長方形の端にある扇型のエリアからボールを蹴り出すことです。
攻め手にとっては大きなチャンスとなります。
スローイン
サッカーコートの長方形の長い辺を「タッチライン」と呼びます。
そのタッチラインからボールが出た場合、最後にボールに触れたチームでない方からの「スローイン」でゲームが再開します。
スローインとは、コートの外から両手を使ってコート内にボールを投げ入れることで、時としてチャンスメイクをすることもできます。
フリーキック
ファウルやオフサイドが発生したら、それらが起きた場所からの「フリーキック」で再開します。
フリーキックとは、その名の通り指定の位置から自由にボールを蹴り出すことであり、直接シュートを決めることができたり大きなチャンスに繋がったりすることが多いです。
厳密にはゴールに直接入れてはいけないフリーキックもありますが、それらもまた改めて解説いたしましょう。
まとめ
以上がサッカーの基本的なルールの解説でした。
いかがでしたでしょうか?
今回、解説したポジションや基本的なルールを覚えると、サッカーを始めたばかりの子どもにルールを教えたり、一緒サッカー観戦を楽しむことができます!
今回、解説したもの以外にも「オフサイド」や「PK」「反則とカード」などについては、別記事で解説していきます!
こちらのコラムでは、サッカーのルールはもちろんのこと、これからサッカーを始める子どもや親御さんにとって役立つ情報を随時、更新しています。
ぜひ、チェックしてください!